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テンセグリティー (Tensegrity)
= 引っ張る力(tension)+統合(integrity)
バックミンスター・フラーによる造語
ジオデシック・ドーム(1967年モントリオール万博アメリカ館)
バックミンスター・フラー. 出典: Wikipedia
「引っ張ろうとする力」と「戻ろうとする力」で自立安定する構造です。
この構造にある”黄金比率”は、免震構造の建物や人体の筋肉や骨の関係など、
この世のすべてのものに応用されています。
このテンセグリティーを体感するために考案したのがテンセグリティー・ヨガです。
テンセグリティー・ヨガは、インストラクターのアジャストに頼るのではなく、
自分自身で調整する自立したスタイルのヨガです。
体が織りなす無数の三角図形の集合体として自分の外側に円形を作ります。
動く体の軌跡を、車輪の中央から放射状に広がるスポークのようにイメージ。
その円周をなぞりながら、どこにも効かせどころを作らずに保てるバランスを探します。
目に見えない外の力と一緒にヨガをするという
「体の想像力」と「心の柔軟性」を育んでいきます。
刻一刻と変わるテンションを微細な身体感覚で微調整しながら動くことにより、
仙骨ヴァイブレーションを促し、全方位に無垢でありながらも強烈なエネルギーを発動。
知らず知らずポーズが瞑想へと進化していく状態を味わいます。
容赦なく変わる重心や外からの刺激を「全体が連携し合って」微調整し続ける。
これはマットの外の日常そのものです。
退屈で、刺激的で、厳しくも素晴らしい人生そのものを歩いていくこと。
「体感」することは大切です。自分の体の実感を信じましょう。
体を通して実感できるイメージはリアルな力へと昇華します。
実人生におけるポジティブな方向性と勇気を体の感覚そのものとして学んでいきます。
自分だけで頑張らない。自然を信頼し直し、自分も自然の一部という事実と共に。
向かい風も追い風も。晴れても降っても。 相反する力で成り立つ自然の一部に。
たとえ元の形には戻らなくとも、在り続け、生き続ける。
Before me peaceful, Behind me peaceful,
Over me peaceful, Under me peaceful,
All around me peaceful.
*「テンセグリティー・ヨガ」はACOの登録商標です。
こちらもご覧ください。
「テンセグリティー・ヨガについて」
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